恒例行事である(一社)日本環境衛生施設工業会(JEFMA)と(一社)環境衛生施設維持管理業協会(JEMA)との技術交流会(廃棄物処理施設維持管理検討会)が令和6年6月20日に航空会館にて開催されました。
出席者は、JEFMA13名、JEMA16名の合計29名でした。
会議は、日本環境衛生施設工業会の野口事務長の挨拶で始まり、引き続きJEMAからの活動報告、JEFMAからの活動報告そして自由討議の順で進みました。
JEMAからの活動報告では稲田事務局長より、環維協の活動概要について説明があり、引き続き石川技術部会長より、技術部会の役割と活動方針、組織および活動報告がありました。最後に井上安全衛生部会長から安全衛生部会活動について説明を行いました。
JEFMAからは、技術委員会の横山委員長より、技術委員会の活動報告およびトピックスの報告をいただきました。トピックスの項目は以下のとおりです。
1.循環交付金制度の改訂(環境省)
2.大防法改正(水銀計測方法)
自由討議ではそれぞれの説明内容の質疑応答や「二酸化炭素の削減」、「焼却プラントの2系列、3系列の構成について」、「排ガス基準値の緩和について」、「施設建設コスト削減」、「プラットホームでの作業性向上」、「運転員の巡回点検回数の削減と監視カメラについて」、「煙突の位置」および「プラントの清潔性」などに関する活発な意見交換が行われ、有意義な交流会となりました。
この会議が、関係各社間の情報の共有化はもとより会員会社内で現場総合力の向上に向けた活動につながりますように期待しております。
<技術交流会全景>
JEFMA 野口事務長 挨拶 JEFMA 技術委員会 横山委員長
JEMA 石川技術部会長 JEMA 井上安全衛生部会長