グラニュール方式

提供: 環境衛生施設維持管理業協会 環境施設用語集

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グラニュール方式 ぐらにゅーるほうしき

granuie method


一般的には結晶化された有機物の粒状体と定義されているが、ここでは嫌気性リアクター、特に上向流嫌気性スラッジブランケット(UASB)リアクターの底部に形成される0.5~3mm径のメタン生成細菌と酸生成細菌の共生集合体である。有効密度は廃水の種類によってはグラニュール内にカルシウムやマグネシウム塩を取り込み、1.2g/cm3程度にまでなる。したがって、運転負荷を極めて高くとるプロセスが可能となり、近年食品産業の高濃度有機性の処理法としてUASBプロセスが飛躍的に普及している。

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