石灰凝集沈殿法
提供: 環境衛生施設維持管理業協会 環境施設用語集
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2011年4月1日 (金) 09:00時点における版
石灰凝集沈殿法 せっかいぎょうしゅうちんでんほう
cohering precipitation method by calcium hydroxide
石灰凝集沈殿法は、リンに対して多量の消石灰を添加して、Caの過剰供給と高pH領域(不安定域)の条件において操作することにより、微細なHAPを急速に生成させリンを除去する方法。この方法では、HAP以外に炭酸塩、金属水酸化物も同時に析出する。HAP法は、石灰凝集沈殿法のように過剰のCaを添加せず、被処理水に適量の塩化カルシウムを添加し、準安定領域内で操作するもので、被処理液と種晶を接触させることにより種晶表面に新たなHAPを析出させる方法である。