事業所における所長、班長などの管理者を対象とした研修会を開催し、維持管理技術だけ
でなく労務管理、安全衛生管理、さらには今日的な技術動向など多岐にわたる研修を実施しております。講義には、各分野の第一人者を講師として招聘。毎年100人を超える受講者が参加し、それぞれ成果を職場に持ち帰り、事業所のレベルアップを果たしております。
【主な研修内容】
1)最新技術紹介
2)技術レベル向上講座(ごみ処理/水処理)
3)事業所の安全衛生、労務管理に関する講義ならびにパネル討論会
4)グループディスカッション(ごみ処理/水処理)
5)事業所運営に関する質疑応答
技術部会は、総括管理士を含む100名規模の部会です。この技術部会はグループに分かれて活動しており、中でも研究グループは、ごみ焼却、ガス化溶融、リサイクル、汚泥再生、浸出水等の業種ごとにチームを編成して、「改善提案事例のまとめ」「トラブル対応事例集」「維持管理のQ&A集」などを作成し、維持管理技術の向上に向けて研鑚を積んでおります。
廃棄物処理業の労働災害発生度数率は、全産業の発生率に比べ、数倍以上の非常に高い
数値となっております(厚生労働省の発表による)。
一方、環維協会員会社の労働災害発生度数率は、全産業の平均値をも下回っており、
私どもの徹底した安全管理衛生活動の成果と言えます。
さらなる安全成績向上を目指し、安全衛生部会では、災害事故調査を継続的に行い、災害
事例をデータベース化し、情報の水平展開を図っております。 また、会員各社を対象に
「危険体感研修」を実施するなど、ゼロ災害に向けて、たゆみない努力を行っております。